こちらはライブ配信・録画視聴のお申し込みページです。会場参加は満席となっております。
Calo Bookshop & Cafe 20周年記念シンポジウム
「アーカイブの未来 喪失する記憶と生成する記憶」
講師:伊藤俊治・畠山直哉・港千尋
進行:三木学
日時:2024年11月30日(土)14:00~16:30
参加費:
【ライブ配信】ツイキャスプレミア配信利用
シンポジウムのみ 2500円(録画あり 視聴期限12/14(土)23:59)
※システム利用料160円別途要
【会場参加】※満席
シンポジウム・懇親会通し券 6500円(録画視聴つき)
Calo Bookshop & Cafeは、2024年春に20周年を迎えました。これを記念するイベントとして、10周年の際にもお迎えしたCalo店主の恩師的なお三方、美術史家の伊藤俊治氏と、写真家の畠山直哉氏、港千尋氏のシンポジウムを開催します。(港氏はCaloの名付け親でもあります。)
●タイムテーブル
14:00 シンポジウム開始
14:05 伊藤俊治氏講演
「デジタルアーカイブの病と治癒」
東京都写真美術館(1995年開館)、NTTインターコミュニケーションセンター(1997年開館)と、新しいデジタルメディアによる芸術表現の評価の確立とアーカイブを先導してきた伊藤氏。当時劣化せずに永遠に保存できると考えられていたデジタルデータは、その多くが記録媒体やファイル形式の変化、サービスの停止などにより閲覧不能となっている。また、実際の史料を持つ図書館や美術館・博物館のデジタルアーカイブが整備される一方、ネット上の多くの公式サイトが消滅、非公式なブログなどの記録が残るというデジタル時代の記憶喪失、「デジタルアーカイブの病」を発症している。物質化しないままデジタルの“亡霊”と化した人々の記憶や歴史をいかに治癒し、未来のアーカイブを描けるのか?
~休憩~
15:00 畠山直哉氏・港千尋氏対談
「見ることと信じること:生成と消滅の世紀における写真」
1996年にインターメディウム研究所(IMI)の写真コースで二人が最初に行った講義のテーマは「物質と記憶」だった。それから四半世紀。物質としてのフィルム写真は激減し、デジタル写真と生成AIによる大量のデジタルイメージが氾濫している。今日、デジタル写真は、不確かな人間の記憶を補うどころか、記憶を書き換えるメディアになっている。港氏は著書『記憶』(1997)の副題を、“創造と想起の力”とし、『映像論』(1998)の副題を“「光の世紀」から「記憶の世紀」へ”とした。一方で自然災害や戦争・紛争の激化は、都市やイメージを今までにない規模で消滅させている。確かなものがない「生成と消滅の世紀」において、未来を指し示す写真とは何かを考える。
16:30 シンポジウム終了
※サイン本の販売について
11/15までに配信をご購入の方には予約販売(ご注文数は確保)のご案内を10月中旬よりお送りします。
11/16~30にご購入いただいた方にはイベント終了後の優先販売(数量限定)のご案内になります。
講師プロフィールなど詳しくは公式サイトもご覧ください。
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