よく「姫路市」について尋ねられるので地元紹介をして

よく「姫路市」について尋ねられるので地元紹介をしておきます♪

兵庫県姫路市は旧播磨国の中心地として栄えてきた歴史があります。
この地方のことを別名「播州(ばんしゅう)地方」とも呼びます。

地元民の中でも「播州」が姫路市だけのことだと勘違いしている人もいますが、北は宍粟市、東は明石市、西は赤穂市に至るまでの非常に広範囲な地域の総称となっています。

また播州地方は祭りの盛んな地域でもあり、10月には姫路市内だけで27社、地方全体では107社もの神社で祭礼が行われます。たった1ヶ月間のうちにこれほど多くの祭礼が行われるのは全国的にも珍しく、播州の人々が氏神と祭りに対して誠実に向き合ってきた歴史を物語っています。

この地方の祭りでは「屋台」と呼ばれる重さ約2トンの奉納物を大人40~50人で担ぎ祭りを盛り上げます。屋台は大工師・刺繍師・太鼓師・塗師・錺金具師など、伝統工芸の粋を結集した芸術品であり、各地域の氏子にとっては地区の財産として大切に扱われています。

歴史と伝統と心意気にあふれる街「姫路市」にお越しの際はぜひとも「秋祭り」もご堪能ください♪

写真:灘のけんか祭り KOH撮影

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