描出話法:直接話法と間接話法がまじりあった形。

描出話法:直接話法と間接話法がまじりあった形。

描出話法とは、直接話法と間接話法がまじりあった形。小説などで、生の会話の臨場感を出すために使われることがある。

(1) He asked the manager, could he get transferred to another office? 実際の発言は、"Can I get tansferred ...?"
(彼は別の職場へ転勤させてもらえるかと経営者に尋ねた)
間接話法なら、He asked the manager if he could get transferred to another office?となる。

(2) A guard came up to me. What were you doing here? I was just taking some pictures.
(守衛が私に近づいてきた。ーーここで何をしているんだ。ーーちょっと写真を撮っているだけです)
「...と言った」にあたる主語と動詞を省き、時制を過去(進行)形で統一した例。

『SKYWARD 総合英語』佐藤誠司著 桐原書店 P631-632からの抜粋・備忘録。

描出話法という直接話法と間接話法の中間の話法、興味深い。持っていた参考書等にはあまり書かれていなかったので、読めてよかった。

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