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【陰陽の国、日本】古代日本の起源を紐解く神、豊受大神の正体

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YouTubeチャンネル【大人ノ学校】のトークイベント

8月29日(火)19:00~22:00(18:30開場)

アシスタント:ともみんさん(Twitterアカウント:@miii_837)

月に一度のツイキャスライブのみの【生配信トークイベント】です!


イベント内容は下記の【配信内容】をご覧ください。

※当日リアルタイムでご視聴できなかったとしても、配信内容のアーカイブは14日間(9月12日まで)残ります。

【配信内容】
神が宿る場所として神聖視された岩、いわゆる磐座とは日本人にとって太古から信仰されてきた対象でした。
そんな磐座信仰を根源の一つに持つのが飛鳥時代の呪術者、役小角が開いた修験道です。
修験道とは、日本古来の山岳信仰を基盤に、神道や仏教、陰陽道を習合させて形成された信仰形態なのですが、実はその本質的な内容はその「修験道」という言葉に示されています。
すなわち「修験道」とは「験を修める道」ということなのです。

では、修験者が目的の一つにしている「験」とは一体何なのでしょうか?

一般的に、修験道における「験」とは山での修行の末に現れる霊験のしるし(証)=「効験」のことだとしています。
ここで重要なのはこの「験」とは「しるし」とも訓み、それはすなわち「印=宝珠」へと通じていくということ。
だからこそ、修験道やそこに内包された仏教では「宝珠」自体や「宝珠」を所持している存在が重要視されているのです。

これは、神道でも同じです。
神道において、宝珠とは三種の神器の一つ「八尺瓊勾玉」の「玉」や海神の宮(龍宮)の女神、豊玉姫が山幸彦に授けた「塩満珠・潮干珠」の「珠」などに相当し、「玉(珠)」とは「霊・魂(タマ)」へと通じることもあって重要視されてきました。
事実、日本神話では上記した「豊玉姫」をはじめ、「玉依姫」などといった女神の神名や「天太玉」(忌部氏の祖神)や変化形でいえば、豊饒神であり稲荷神としても知られる「宇迦之御魂(ウカノミタマ)」にも「玉(魂)」が神名として刻まれているのです。

そして、神道おいて古くから重要な存在として考えられてきたある神にも、この「玉」を暗示した言葉が刻まれているのです。
それが豊受大神。
豊受大神とは、皇祖神である天照大神に食事を司る存在であり、天照大神が祀られる伊勢の内宮の対となる外宮に祀られていることからも、神道においての重要性が伺えます。
一見、先ほど述べていた「玉」とは無関係な存在なのですが、実は豊受大神の「豊受」とは「ホウジュ(豊受)」とも訓めることから「宝珠」を示しているとも解釈できるのです。

そして、この豊受大神が示す宝珠こそが、古代日本人にとって重要なシンボルの一つでもあったと個人的には考察しています。
というのも、豊受大神とは『日本書紀』における天地の中に最初に生じた神、すなわち原初的な神であるクニノトコタチのことでもあると考えられてきたからです。

今回の配信では、古代日本の原始信仰の一つである磐座信仰から派生した宝珠の信仰を起点に、それを体現した存在、豊受大神の正体を紐解くことで、古代日本人の起源を明らかにしていきます。

キーワードは【イワとトヨ】

※プレミア配信の【内容】についてご不明な点があれば、Twitterアカウント:太郎@大人ノ学校(@Taro1868)へDMにてお問い合わせ下さい

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